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松﨑 愛〜光への帰還〜

  • 11 分前
  • 読了時間: 3分

by 廻 由美子

【新しい耳】@B-tech Japan 2026

〜モダン・タイムス〜第5弾!

2026年10月11日(日)15:30開演(15:00開場)

松﨑 愛(ピアノ)

〜光への帰還〜

E.シュルホフ:ホット・ミュージックWV92(1928)

P.ヒンデミット:組曲「1922年」op.26(1922)

G.リゲティ:ムジカ・リチェルカータ(1951)

いよいよ今年の「新しい耳」もあと2回となりました。

10月11日(日)は、20代の若手ながら、上の写真からもわかるように「個」の確立したピアニスト、松﨑 愛さんをお迎えいたします。

まずは松﨑愛さんのプロフィールをご紹介いたしましょう

松﨑 愛(ピアノ) Ai Matsuzaki

桐朋学園大学ピアノ専攻卒業、副専攻として音楽学専攻修了。同大学大学院音楽研究科修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。

主に1920年代のベルリンで生まれた音楽を専門とする。

2023-2025年度福島育英会奨学生。

ご覧のように、大学の頃よりピアノ音楽学の両方を学び、大学院ではE.シュルホフを中心に研究を進め、リサイタル論文の両方で高い評価を得て、見事博士号を取得したピアニストです。

松﨑 愛さんの興味は実に幅広く、音楽を中心に据えながら、文学、哲学、社会学など膨大なる量の読書をこなし、映画、舞台、人形劇に至るまであちこち足を伸ばして鑑賞して歩き、かと思うと美味しいレストランやお菓子屋さんをなぜかよく知っている、という、実にキャパシティの広い音楽家です。

今回のプログラムでは、シュルホフヒンデミット、という20年代の作品2つと、1951年に書かれたリゲティの作品を演奏されます。

え?今シリーズは「モダン・タイムス」30年代からじゃないの?と思われるかもしれませんが、そこが「松﨑 愛さんならでは」、なところでして、「世界を揺るがす30年代、そして40年代は、いきなり来たわけではない。」という考えの上にプログラムが立っているわけです。

20年代、ドイツのワイマール文化、キャバレー!!なんて言っている間も、ヒトラー1923年ミュンヘン一揆を起こし、失敗して逮捕されたとはいえ、虎視眈々と機会を狙い、活躍中のブレヒトは、その1923年には早くもナチスのブラック・リストに名前を載せられていたといいます。

30年代を予見する20年代の作品、そして、プログラムは戦後リゲティへ飛びます。

強制収容所でお父さんと弟を亡くしたリゲティ。戦後、とはいえ、ハンガリー動乱前のハンガリーでの作曲活動。それについてはまた詳しく掘っていこうと思いますのでお楽しみに。

廻 由美子

2026年8月26日・記

「新しい耳」全公演会場

会場:B-tech Japan東京スタジオ

東京都港区虎ノ門1-1-3

磯村ビル1F

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