新しい耳
@B-tech Japan
vol.7~12 特別企画2024
シェーンベルク・シリーズ~生誕150年に~
全日程15:30開演(15:00開場)
会場:B-tech Japan 東京スタジオ
各公演 ¥4000(25席限定)
寺嶋陸也
工藤あかね
廻由美子
HISASHI
松﨑 愛
中川賢一
石上真由子
マルモ・ササキ
vol.7
5月11日(土)May/11/sat/2024(公演終了)
〜光を求めて〜
寺嶋陸也 Rikuya Terashima(pf)
Bold Title
J.S.バッハ:イギリス組曲第6番 ニ短調 BWV811(1720年代)
A.シェーンベルク:6つの小品 op.19(1911)
岡田京子:挽歌
F.シューベルト:ピアノソナタ 第17番 ニ長調 D.850(1825)
J.S.Bach : English Suite no.6 D-minor(1720s)
A.Schoenberg : 6 little pieces op.19(1911)
Kyoko Okada : Ban-ka
F.Shubert : Sonata for piano no.17 D-major(1825)
ワイマール、ケーテン、ライプチヒへと移動するバッハ。ウィーンからベルリンへ移るシェーンベルク。ウィーンからチロルの山岳地帯への演奏旅行のさなかに作曲されたシューベルトのソナタ。そこにアコーディオンを担いで日本中を音楽行脚する岡田京子の「挽歌」がどう重なるのか、いよいよシリーズ開幕!
vol.8
5月12日(日)May/12/sun/2024(公演終了)
〜背徳と官能〜
工藤あかね(sop) x 廻 由美子(pf)
Akane Kudo(sop) and Yumiko Meguri(pf)
Bold Title
A.シェーンベルク:「ブレットル・リーダー」(1901)
A.シェーンベルク:「月に憑かれたピエロ」(1912)(エルヴィン・シュタインによるピアノ・リダクション版)
A.Schoenberg : Brettl Lider(1901)
A.Schoenberg: Pierrot Lunaire(1912) arr.by Erwin Stein
「 道 化 」「 官 能 」「 俗 」が渦 巻くベ ル リン の キャバ レ ー「 ユ ーバー・ブレットル」での座付作曲家の経験は、その後の「ピエロ」へどう反映されていったのか。
vol.9
7月6日(土)July/6/sat/2024(公演終了)
〜カバレット!笑いと抵抗の文化
HISASHI (vo)
廻 由美子 Yumiko Meguri(pf)
Bold Title
F.ホランダー:カバレット・ソング(1919~)
林光:「行ってしまったあんた」「舟唄」「雨に濡れた木馬」他(1960年代~)
F. Hollander : Kabarett song(1919~)
Hikaru Hayashi : songs (1960s)
1 9 2 0 年 代ベルリンのキャバ レー・シーンを席捲したフレデリック・ホランダーをHISASHI自ら訳した日本語詩で、そして林光はソングなどをあつめて様々にアレンジ。笑いは最高の武器!
vol.10
8月4日(日)Aug/4/sun/2024(公演中止)
レクチャー・コンサート
「シュルホフとシェーンベルク」
松﨑 愛 Ai Matsuzaki (lecture, pf)
廻 由美子 Yumiko Meguri(pf)
Bold Title
A.シェーンベルク:3つのピアノ曲 Op.11(1909)
E.シュルホフ:パルティータ(1922)
E.シュルホフ:皮肉 ~ピアノ連弾のための~ Op.34(1920)
A.Schoenberg: Three piano pieces(1909)
E.Schulhoff : Partita(1922)
E.Schulhoff : Ironien for 4-hands
生誕130年のシュルホフ、20歳年長のシェーンベルク。2人の関係から時代を見る!第1次世界大戦を挟み、価値観はどう変わったのだろうか。
vol.11
11月24日(日)Nov/24/sun/2024
〜失われた楽園を求めて〜
工藤あかね(sop) x 廻 由美子(pf)
Akane Kudo and Yumiko Meguri
Bold Title
E.シュルホフ:5つの歌 作品32(1919)
A.ツエムリンスキー:12の歌曲 作品27より8番~12番(1937~38)
A. シェーンベルク:「架空庭園の書」(1908~1909)
E.Schulhoff : Five Songs op.32(1919)
A. Zemlinsky : no.8~12 from 5 Songs op.27
A.Schenberg : The Book of Hanging Gardens (1908~1909)
変容していくヨーロッパ。「ここではない何処か」に思いを馳せる芸術家たち。第1次世界大戦
前 後のシェーンベルクとシュルホフ、第 2 次 大 戦 前 夜のツエムリンスキー。
vol.12
12月1日(日)Dec/1/sun/2024
〜洪水の前に〜
中川賢一(pf) x 石上真由子(vn) x マルモ・ササキ(vc)
Ken-ichi Nakagawa(pf),
Mayuko Ishigami(vn), and
Marumo Sasaki(vc)
Bold Title
R.ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」(1859)より “前奏曲と愛の死”
C.ドビュッシー:「牧神の午後への前奏曲」(1894) (ピアノ・ソロ)
A.シェーンベルク:「浄夜」(1899) (ピアノトリオ)
R.Wagner : Prelude and Love Death from ”Tristan and Isolde”(1859)pf solo
C.Debussy :Prelude a l'apres-midi d'un faune (1894) pf solo
A.Schoenberg :Transfigured Night (1899) pf,vn,vc
世界大戦の20世紀へと突入する前夜、最後の芳香を放つ爛熟の文化。崩壊してゆく調性は、何を予言していたのだろうか。
4,000円(限定25席、完全予約制)
会場 B-tech Japan Tokyo(東京店) 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-1-3磯村ビル1F