サウダージ・ジャポニカその1
- 2 日前
- 読了時間: 3分
by 廻 由美子

2026年8月9日(日)サウダージ・ジャポニカ
〜パンとサーカス〜
沢田穣治(コントラバス、ギター、作曲)
伊左治 直(作曲、鍵盤、鳴り物)
廻 由美子( ピアノ、編曲)
新美桂子( ヴォーカル、朗読)
桑鶴麻氣子(朗読)
2023年に作曲、演奏、演劇の超ジャンルアーティストが集まって結成されたユニット「サウダージ・ジャポニカ」。
「新しい耳」の前身である「テッセラ音楽祭」や、昨年の「新しい耳」での「魔都・上海」公演、2024年から老舗ライブ・ハウス「エル・チョクロ」での定期的なライブ・パフォーマンスを行うなど、その活動は多岐にわたっています。
さて、今回は「パンとサーカス」というタイトルです。
「パンとサーカス」とは、古代ローマの詩人、ユウェナリスの言葉で、権力者が食料と娯楽を無償で与えるという愚民化政策を批判して言ったものとされています。
食べるものが与えられ、コロシアムでド派手なイベント、たとえば殺し合いなど、が頻繁に催されると、人々はもっと美味しいパンを、もっと凄い殺し合いを、と求めることはあっても、「この状態ってどうなの?政治は、経済はどうなってるの?」と考えることはしなくなるようです。
もちろん最初は福祉的観点から始められた政策らしいですが、それが政治利用となり、国の状態が危なくなると、民衆の目を政治から逸らすために使われていきました。
「パンとサーカス」は今でも、ずっと続いています。
でも、それを逆手にとっていくのが我々アーティストの仕事でもあります。
サーカス→お祭り→遊び→非日常→アート
子供の頃は日常と非日常の境界線が曖昧で、夢と現実の間を自由に行き来できるのですが、だんだん現実が覆い被さってきて、「遊び」が単なる「娯楽」へと変わっていきます。
え?どう違うの?と思われるかも知れませんが、「遊び」は能動的でクリエイティヴですが「娯楽」は受動的な気がします。
「遊び」→「クリエイティヴ」→「アート」
サウダージは、日常と非日常の境界線が曖昧で、子供の遊び、が根本にあるメンバーが集まっています。だからとてもクリエイティヴ。
オリジナル、ポップス、ジャズ、クラシック、みんなでなんでも持ち寄るのですが、そこからまたどんどん変えていくので、まるで粘土遊びみたいです。
そういうわけでプログラムの詳細は、粘土がある程度固まってからのお知らせになりますが、少しずつ決まっているものからお伝えしていきます。
オリジナル
沢田穣治「azurro」
伊左治直「小景異情」
廻由美子「チック・コリアへのオマージュ・童歌シリーズ」
他
昭和歌謡
「東京ラプソディ」
浅川マキ
他
詩の朗読も、室生犀星、寺山修司、ボードレール、ボリス・ヴィアンなど、多岐にわたります。
どう化学変化を起こせるか、乞うご期待!
【動画コーナー】
サウダージ・ジャポニカ(於:エル・チョクロ)
ショスタコーヴィチ「セカンド・ワルツ」x「美しき天然」x寺山修司「身毒丸」より
(アングルの関係で伊左治直が写っておりませんが、鍵盤ハーモニカ、その他いろいろな鳴り物は伊左治直です)
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