2021年5月14日、音楽祭第1夜に初登場の山田剛史氏、
当日演奏されるプログラムは以下の通りです。
ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン:ルール・ブリタニア(統治せよ、英国)による5つの変奏曲
Ludwig van Beethoven (1770-1827) : 5 Variationen über das englische Volkslied "Rule Britannia" WoO 79 (1803)
エルンスト・クシェネク:ジョージ・ワシントン変奏曲
Ernst Krenek (1900-1991) : George Washington Variations Op.120 (1950)
休憩
フレデリック・アンソニー・ジェフスキ:「不屈の民」変奏曲
Frederic Anthony Rzewski (1938-) : The People United Will Never Be Defeated! (1975)
この凄まじいまでのプログラムを組んだ山田剛史氏はどんなピアニストでしょう。
【プロフィール】
ピアノ 山田 剛史(やまだ たかし)
東京藝術大学大学院修士課程を首席で修了、クロイツァー賞受賞。ローム ミュージック ファンデーションの奨学生としてケルン音楽大学に留学、国家演奏家試験に合格。2007年第5回東京音楽コンクールピアノ部門第1位および聴衆賞受賞。とりわけバッハと近現代作品に親しみを持つ。イギリス組曲全6曲、ゴルトベルク変奏曲、平均律第1巻など、バッハの演奏解釈に定評がある他、「音の遊び」「音の万華鏡」と題した、バロックから現代までのさまざまな作品をテーマに沿って組み合わせたリサイタルが好評を博す。室内楽・歌曲伴奏においても多くの演奏家から信頼を得ており、東京オペラシティ『B→C』、東京・春・音楽祭等に出演。現在、国立音楽大学および東京学芸大学非常勤講師。
鋭いながらも柔軟な頭脳、そして何よりも「音楽大好き!」という気持ちが
全身から伝わってくるミュージシャンなのです!
その一部をご紹介しましょう。
古い曲や新しい曲をわかりやすく解説しながら、楽しく紹介しています。
また、こちらはあまりモダン・ピアノでは弾かれることのないエマニュエル・バッハ作品。
山田剛史さんのリサイタル動画(トッパンホール)です。
C. P. E. バッハ:アリオーソと9つの変奏 ハ長調 Wq118/10